撮影・奥 調(スポーツニッポン新聞社)
呆れるばかり。
WBC韓国代表の高佑錫(コウソク)は、
今年1月のインタビューで大谷との対戦に触れて言った。
「投げるところがなければ、
痛くないところにぶつけようかな」
故意死球宣言か、と波紋を呼んだ。
「真ん中に投げたらホームランを打たれる気がする」
そう前置きしていることからも、
大谷の実力を認めのジョークなのは分かるが、
致命的なセンスの無さに開いた口が塞がらない。
2006年の第1回大会の韓国戦を前にイチローは言った。
「向こう30年、日本には手が出せないな、
みたいな感じで勝ちたい」
それも大きな反響を呼んだが、
圧倒的に勝ちたい、と、反則も辞さない、では、
内容が違いすぎる。
両国が火花を散らす関係性であることは、
マイナスばかりではないと思う。
でも、この件は、かなり残念だ。