父の納骨式を終え、早めに着いた羽田。 便の繰り上げを狙うも満席で断念し、 ラウンジの窓際の席で行き交う飛行機を眺めた。 「遥々ありがとう。父も安心したことでしょう」 おふくろからショートメールが届く。 2年間、遺骨と共に暮らしてきた母が今、 どん…
母の強い想いがあって、 父は共同墓に合葬されることになった。 静岡には祖父母のために父が建之したお墓があるので、 ボクは分骨を勧めた。 母もかなり悩んだようだが、 2人が結婚後永く暮らした神奈川にと決めたようだ。 そうした経緯はともかく、 小高い…
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