「万引き家族」を観た。
なんかね、えも言われぬ雰囲気。
観る人を感動させたり悲しくさせる作りではなく、
ただただ切なさが際立つ。
しかもハンパないリアルさに圧倒され、
同情やら感情移入やらしている余地が無い。感動?
いやいや、安っぽい感動なんてこれっぽっちも無い。
「生きるための選択」
この作品のあちこちに仕込まれた問い掛けは、
建て前の正義や善良などを軽く蹴散らし、「さぁ、どうする?」と迫る。
戸惑い答えに窮しているうちに物語は進んでしまっている。
カンヌでの受賞とは無関係に、
1人でも多くの人に観てほしい。
そう願う事も含めて、
観終わった時の感触が、
「グラン・トリノ」と共通するなと思った。
必見です。