昼前に斎場へ行き、お線香を供えさせて頂いた。
と、ご遺族との打合せに来ていた先輩と出くわした。
「夕方には手伝うんだから、その時で良かったのに」
「自分のことは棚に上げてよく言いますね(笑)」
「ボランティアでも繋がりがあったのか?」
「はい。2、3年間でしたが、激動の頃だったので」
そう言って笑い合った後に、先輩がポツリ。
「先々週も一緒にお手伝いしただろ。
でもさ、オレはその前の週に2件、
先週も1件葬儀のお手伝いが入っていてさ」
「わ。そんなに?」
「身体とか仕事とかはどうにかなるけど、
これだけの件数が続くと気持ちが、な。
失礼って言われるかもしれないけど、
悲しんでいたら持たないよ」
そうだと思う。
先々週には親友を。
その前後に仕事がらみで付き合いが深かった方たちを。
そして、今日と明日で子どもの頃からお世話になった方を見送る。
辛くないワケがない。
「しっかりお手伝いすることしかできませんよね」
ため息の後、そう言うのがやっとだった。