Spiral-World

めくるめく世界での個人的な日記

気高き君

明け方、廊下で響く声に目が醒める。

老猫からのトイレの報せ。

上手にできていることもあるが、

最近はよくトイレや廊下の床にしてしまう。

いずれにしても温かな蒸しタオルを作って、

顔や身体を拭く。

グルーミングさえままならなくなったからだ。

喉を鳴らして喜ぶ姿を見て思う。

人間で言えば100歳超えの長老だが、

いまだに用をたそうとヨレヨレとしながらもトイレへ向かう。

その姿に心打たれる。

そして、家族の贔屓目と知りながら、

「君はいつでも世界一だ」と心から思うのだ。