求人に応募してくれた50代男性に、
不採用との連絡をした。
これまでに無いほど時間を掛けたし、
社員にも相談をした。
営業職以外での採用も含め、あれこれ悩んだ。
営業職社員の反応は想像以上に好意的だったのだが、
それでもボクの中のモヤモヤを消しはしなかった。
それは、面接の中でのやり取りに起因する。
「ネットワーク接続に必要な機材と作業や手続きは?」
「ワードとエクセルの使い分けを決める要素は?」
パソコンに関する最低限のスキルを測る上で、
毎回この質問するのだが、
その方はどちらも明確に答えられなかった。
でも、それが不採用の決定打ではなく。
「今は答えられませんが、
3日後にもう一度お時間を頂ければ」
「面接で訊かれた2点について調べ、
自分なりに試してみたので改めて答えたい」
面接の中で、または、面接後にでも、
その方がそんな対応をしてくれたら間違いなく採用した。
ホントに残念だ。