
「え? いまさら?」
昼にパンを食べ過ぎた自分の弱さを話すと、
KYSが驚いたように言った
「そんなの、昔からぢゃん」
「ま、そうだけども」
「人間はそんなにカンタンに変わらないとか、
いつも自分で言ってるから、
分かっているもんだと思ってたよ」
たっぷりとイヂワルな視線で、
バッサリ切り捨てられた。
「返す言葉もないが、なんかムカつく」
コロナの影響で思ったようにテニスができず、
KYSは一時期太った。
特に春先はけっこうな肥っぷりだったが、
今年こそはコロナ前の頻度でテニスを復活させると、
夏前から軽い運動とダイエットを始め、
先月合った時には10kg以上の減量していた。
「なんにしても、今は気にせず。
食べて飲んで楽しもう」
KYSにそう言われて、そのとおり食べて飲んだ。
流されやすいボク、反省すらしていない。