Spiral-World

めくるめく世界での個人的な日記

まだ陽も高いのに

ビジネスパートナーの担当者OOSKさんと、

一緒にお昼を食べた。

 

地元では有名な人気店で、

夏場の週末や祝祭日はいつも行列ができる。

 

「ここに連れて来て下さるの初めてですね」

 

ボク自身が混雑や行列が苦手なので、

仕事がらみで時間が限られているお客さまを、

そういうお店へお連れするのは稀。

 

「この前の会合で景品が当たってね。

 ここの食事券だったのさ」

 

以前はお店へ来られずともよく出前を取っていたが、

コロナ明けからは混雑が常態化し、

店舗のみの対応となっている。

 

「あら、お久しぶり。元気でしたか?」

 

顔馴染みの同世代女性スタッフ数名が、

声を掛けてくれる。

 

「元気、元気。 

 ごめんね、ご無沙汰しちゃって。

 でも、宴会ではたまに来てるんだよ」

 

「ダメよ。

 私は夜はいないんだから、

 昼に顔を出してくれなきゃ」

 

そんなやり取りを聞きながら、

OOSKさんがニヤニヤしてる。

 

「なんだよ?」

 

「いやぁ、なんか、

  ススキノのお店でのやりとりみたいで。

 やたら人気者ですね」

 

「ススキノでこんなありがたい言葉、

 掛けられたこと無いわ」

 

昼下がりの蕎麦屋で楽しいひと時を過ごした。