Spiral-World

めくるめく世界での個人的な日記

王様の貫禄

ハーレーダビッドソンの日本法人が、

売店に対して過剰なノルマを課したとして、

公取の立入検査を受けた。

 

それを予想していたなんてことはまったく無く。

ただ、かのハーレーであっても、

中型モデルを発売する時代になったんだなぁと、

X350を見てしんみり思ったものだ。

 

ハーレーには乗りたいと思ったことが無い。

正確には、乗れると思ったことが無い。

 

そもそもアメリカン(クルーザー?)というか、

あのテのバイクに気持ちが動かないのもあるが、

それ以上に、ハーレーを買うことはできても、

乗りこなし、維持するだけの覚悟が持てないのだ。

 

「ハーレーはバイクではなく、

 ハーレーという乗り物」

 

市場のニーズがどうだろうが、

最新技術がなんだろうが、

ハーレーはそのスタイルを変えない。

 

そういう信念を持ったメーカーが作る乗り物に、

乗りたいと思う人だけが乗れば良い。

ハーレーとはそういう風格を感じる存在だった。

 

それとはまったく別次元の話かもしれないが、

今回の騒動は、

ハーレーの方針転換が大きく影響しているように思う。

 

2022年のデータでは、

バイク業界の世界市場シェアにおいて、

ハーレーは約4%で第3位。

 

1位のホンダが20.6%、2位のヤマハ約9%。

両者はスクーターや実用車を、

小排気量から多数ラインナップ。

同じ国産のスズキとカワサキは共に2.3%ほど。

 

大型車のかなり偏ったモデルだけで、

4%のシェアを持っているハーレーが、

いかにスゴいメーカーであるかが分かる。

 

でも、ハーレーはそれに満足せず、

さらなる成長を目指して中排気量モデルを発表。

それを併せて、

売店へ高いノルマを課したことは想像に難くない。

 

メディアやイベントでの露出なども含め、

メーカーとディーラーが一丸となって、

販売台数を増やすと言うならまだしも、

一方的なノルマを強要すれば、

いずれ破綻するのは明らかで。

 

これまでにも2000年代に水冷エンジンが登場するなど、

ハーレーであっても時代に合わせた変革があった。

だが、根本的なコンセプトとしては、

ハーレーであり続けていたように思う。

 

ハーレーはハレーらしくあってほしいと、

ハーレーに一生乗らないであろうボクは、

ただただ自分勝手に思うのだ。