2024-10-10 中間報告 小説・雑誌・アート 雑感 「自転しながら公転する」を読んでいる。 山本文緒さんの最後の長編で、 読み始めてしばらく恋愛小説だろうと思っていたし、 確かに、その要素はある。 だが、それだけじゃないんだな、と、 ほぼ半分を読み終えたところで感じている。 主人公のキャラと同様に、 物語は要点を得ないままフラフラと進む。 それはもどかしくもありながら、かなりリアルで。 人によって好き嫌いが大きく分かれる作品かも。 で、ボクは今のところ、好き。 今月の神奈川で読み終えられると思う。 楽しみだ。