
写真:ロイター
水原一平被告に判決が下された。
水谷は大谷翔平選手の資産を騙し取ったとして、
詐欺罪で起訴されており、
6日の公判で求刑通りの禁錮4年9ヵ月、
大谷の被害額の全額賠償が命じられた。
この事件が起こるまでの経緯はまったく知らないし、
判決の適切性についても判断できない。
なので、法廷における水原の申立について、
感じた印象だけを書いておく。
水原の申立内容はおおむね下記の通り。
・通訳としての業務を逸脱し、
大谷の生活全般をサポートし、
24時間365日対応の激務であった。
・その過酷さに比べ著しく低賃金であり、
生活に困窮していた
・そうしたストレスを発散するために、
ギャンブルにのめり込んでいった
確かに罪は犯したが、
主たる原因は大谷と彼に関わる仕事にある。
ほら、どれだけマジメに生きていたって、
これだけ誘惑が溢れた世界だから、
魔が刺すことだってあるでしょ。
だから、減刑してね。
水原の主張からそんな印象を受けた。
万引した子どもの言い訳かよ(笑)
通訳がどれほど大変な仕事かは、
日本語しか使えない、
いや、日本語すら使いこなせていないからこそ、
理解できる部分もある。
しかも、世界中から注目される人物の通訳となれば、
受ける重圧の凄さは想像を絶するだろう。
でも、だ。
この程度の理由で情状酌量を訴えるなら、
自らの罪を全面的に認め、
大谷や関係者や野球ファンへの裏切りを謝罪した段階で、
申立を終えていた方が、
刑の軽減はさておき、
今後の彼にとっては有利だったのでは、
と思ってしまう。
投手として日米で活躍された上原浩治さんは、
「後出しで気が進まないが」と前置きして、
水原について語った。
「私や他の球界関係者と球場で顔を合わせても、
挨拶すら交わさないことで有名だった。
表裏のある人物だとは思っていた」
上原さんの発言に対し批判的な意見もあるが、
大学で注目されるまでの彼の経歴を知る者なら、
その感覚を理解できるように思う。
とまれ、
今季は二刀流に復帰するであろう大谷翔平選手が、
こうした雑音から解き放たれ、
また異次元の活躍を見せてくれることを、
心から願うばかりだ。