
昨夜はMYSTさんと飲んだ。
MYSTさんは元ビジネスパートナーであり、
先輩であり、友人でもある。
「珍しよね、この時期に誘ってくれるの」
先日の電話で誘った時には、
「仕事しろ」と冷たい声で言ったクセに(笑)
「ほら、もう定年してるジジイだからさ。
身体も性格もどんどん歪んでいくのね」
「相変わらずワケのわからんことをべらべらと。
よくもまぁそれだけ思いつきますね」
乾杯してすぐに、
そんな会話をジャブのように交わして、
ようやくひと息。
「どうなの、今年の着地は?」
弊社の決算は5月末。
超追い込みの時期だと知って訊いて下さる。
「先期よりは良いですけど、パッとしない」
「道内はどこも苦戦してるみたいね」
MYSTさんはメーカー販社に長く務められ、
弊社のような代売店の支援を担当してこられた。
再雇用期間も終えて退職されたとはいえ、
今でも多くの先輩や後輩と繋がりがあるので、
いろんなことを分かっておられるはず。
なので、あえて仕事の細かい話はせず。
すぐに互いの趣味が話題となった。
2時間ほど飲んでのお開き間際に、
お伝えした。
「実は今日、弊社の創業の日なんですよ」
「えぇ? ホントに?」
「おかげさまで96年です」
「オレなんかと飲んでる場合じゃないでしょ」
そう笑いながら手を差し出す。
ボクがその手を握ると、
うれしそうな顔で言った。
「ありがとね」
こちらこそ、
ありがとうございます。
これからもよろしくお願いいたします。