Spiral-World

めくるめく世界での個人的な日記

試される大地

7月12日、道南の福島町の住宅地で、

新聞配達員の男性が熊に襲われて死亡した。

 

その痛ましい事故に至る経緯が、

徐々に明らかになると同時に、背筋が凍る。

 

亡くなられた男性は、

事故が起きる4日ほど前から熊を3回ほど目撃しており、

家族に『ナイフ持って行った方がいいかな?』と、

家族に話していたという。

 

男性を襲った熊は18日未明、

ハンターによって駆除されたが、

その後の検査の結果、

4年前にも同町内で女性を襲い死亡させたクマだと判明。

 

熊が身を隠せる草藪と、

人間の生活圏が隣接していたことが、

今回の悲劇の要因のひとつだろうと、

専門家がコメントしていた。

 

最初は山に近い集落の生ごみに餌付き、

餌への執着心を持ってしまった熊が、

徐々に山から離れたエリアへと活動範囲を広げ、

住宅地なども徘徊し始めるという。

 

熊や鹿の全滅を願いはしないし、

長期的には山林に動物たちの餌となる物を育てるなど、

環境を整備するのが理想だと思う。

 

だが、ひとまず絶対数を減らさなければ、

同じような不幸な事故は無くならないと思う。