Spiral-World

めくるめく世界での個人的な日記

害獣の正体

8月14日、知床半島羅臼岳で、

登山中の男性がヒグマに襲われ、

亡くなるという事故が起きた。

 

その後、現場周辺にてヒグマが駆除され、

検査の結果、被害者を襲った個体と判明したが、

案の定、羅臼や道にはその対応を批判する電話が殺到。

 

鈴木北海道知事は22日の会見で、

今回の対応は適正であり冷静な対応をと、

全国に呼びかける事態となった。

 

こうしたケースが起こるたびに辟易するが、

改めて調べてみると、

それと苦情が別物だと分かる。

 

苦情とは、他から害や不利益などを

こうむっていることに対する不平・不満。とのこと。

 

で、自治体や道に対して四の五の言っている連中は、

その大半が道外の住民らしいので、

害や不利益などをこうむっているはずがない。

 

「電話で批判や不条理な主張をする人たちの中には、

 いわゆる愉快犯が相当数いる」

 

誰かが言っていることに得心がいった。

 

「誰かを激しい言葉で責め、

 一方的に批判をしたり、

 詫びさせたいだけなので、

 説明も反論も効果がありません。

 『そういう奴には熊を送れ』との意見もありますが、

 自分の主張に相手が真剣に反応するのが楽しいので、

 逆に喜ばせるだけなんです」

 

その人は最後に言った。

 

「つまり、言葉や意思が伝わらない害獣。

 関わるとこちらが害や不利益をこうむるので、

 3分を超えたら超高額な無人録音対応に切り替え、

 その後も繰り返し電話が掛かってくるなら、

 法的な対応をするのが効果的でしょう」

 

実に的を得た意見だと思った。