先日のGRAPEVINEのライブでのこと。
アンコールに出てきた田中が何度か、
「Don't Look Back in Angerが入ってる」とつぶやき、
メンバーと観客の苦笑いを誘っていた。
「Loss(Angels)」への批判（意見？）への、
彼らなりの想いなのか、
再結成し来日が近いオアシスに絡めたのかは不明だが、
書き残しておきたいと思った。
「Loss(Angels)」のイントロは、
確かにオアシスの「Don't Look Back〜」に似ている。
だが、「Don't Look Back〜」のイントロは当時、
ジョン・レノン「Imagine」に酷似してると言われていたし、
その「Imagine」はベルベット・アンダーグラウンドの、
「Femme Fatale」に似ていると言われていた。
こうした話題は音楽のみならず、
あらゆる分野において昔から枚挙にいとまがないし、
それを指摘するパクリ警察のみなさんからの告発も、
延々と続いている。
マニッシュボーイズの2ndアルバム発売当時、
「クロマニヨンズへのリスペクトとか、
オマージュじゃなくてパクリ」と公言。
パクリ指摘を見事に封じ込めた。
作り手としてどういう対応が良いとかではないし、
はたまた、パクリ警察が悪いとかでもなく、
ただただ思うのだ。
何にも似ていないモノって、
この世に存在するのでしょうか？
もし存在するとして、
人はそれに共感とか親しみを覚えるのでしょうか？
ボクには良く分かりません。
