
世間では騒がれているが、
何がすごいのかピンとこない。
上野千鶴子さんについて、
そんな印象しか持っていなかった。
それもそのはず。
日本の最高学府の名誉教授がその入学式で何を言おうと、
学歴障害を持つボクに理解できるワケがない。
そう思っていた。
なので、彼女がどんな思想を持ち、
どんな発言をしているのかほぼ知らないのだが、
今回の彼女のXでのつぶやきは、
否が応でも目に入った。
元首相だった村山富市さんの逝去に際して、
「社会党の衰退を招いた戦犯」と断じた。
言わんとすることは理解できる。
でも、社会党の衰退は、
村山さんや土井さんが招いたものではないと思う。
当時の社会党はすでに死に体であり、
その存続を図っての自社さ連立政権内閣の発足と、
村山さんの内閣総理大臣就任だったと思う。
そうした見解や故人の実態はどうあれ、
亡くなった誰かに対して、
その直後に「戦犯」と公言するのはいかがなものか。
「平和主義者が暴力を放棄できるのは、
他の人間が彼らに代わって、
暴力を行使してくれるからだ」
イギリス人作家であり、ジャーナリストであり、
民主社会主義者でもあったジョージ・オーウェルは言った。
「がんばったら報われると
あなたがたが思えることそのものが、
あなたがたの努力の成果ではなく、
環境のおかげだったこと
忘れないようにしてください」
上野さん自らが東大の入学式で発したように、
上野さんが今の上野さんでいられるのは、
当時の村山さんや土井さんがいたからではないか?
つーか、自分の主義主張と合わない誰かや事象に対し、
すべての責任を押し付け、
激しく断罪し続ける大人の姿に、
子どもたちは未来の夢を描けるのだろうか?
「美言は信ならず」とは、まさに。
そんなふうに思うのは、
学歴障害を持つボクだからなのかな?