Spiral-World

めくるめく世界での個人的な日記

熟練のワザ

床屋へ行くと先客がおり、

若旦那の母さんが先にヒゲを剃ってくれることに。

 

いつものように蒸しタオルで顔全体を温めながら、

今日は耳も剃ってくれると言う。

 

「あ、もしかして耳毛?

 この前、1本抜いたんだけどなぁ」

 

「短いヤツが1本、

 左耳の抜きにくいところにあるから」

 

40代後半になった頃から、

たまに耳珠のあたりに生えるようになり。

耳掃除をするたびに指で触って、

生えていれば抜いているのだが・・・。

 

「こんなのかわいいもんだ。

 すごい量の人いるからね」

 

母さんは笑いながら、

ボクの耳をあっちこっちに引っ張って、

角度を変えながらていねいに剃ってくれた。

 

おかげでいつも以上にスッキリ。

 

ありがとうございました。