
同級1位の那須川天心と同級2位の井上拓真が対戦。
勝負は判定にもつれ込んだが、
3―0で井上拓真が王者に返り咲いた。
ボクは天心がスピードを活かした手数を活かし、
拓真がテクニックとパワーで対抗すると思っていたが、
1、2Rは真逆の展開となり、大いに驚いた。
全身を小刻みに動かして距離を詰めたい拓真に対し、
絶妙の距離感でフットワークすら使わず、
自分のパンチだけ当てる天心。
このまま一方的な天心ペースかと思った3Rから、
拓真が更に距離を詰めて圧力を高め、
その後は何度も見せ場を作り、
判定内容も116-112、116-112、117-111と、
快勝レベルの点差となった。
キック時代から天才と呼ばれる天心と、
ボクシング一筋の井上拓真。
しかし、双方ともに今ひとつ突き抜けられず、
本戦で真価が問われると見る向きもあった。
とまれ、注目の一戦を制した井上拓真選手の、
気迫あふれる闘いぶりは素晴らしかった。
おめでとうございます。
ぜひ統一王者になって下さい。