午後からの打合せのために隣町へ。
少し早めに出て現地近くでお昼を食べることに。
以前から気になっていた住宅街にある古い喫茶店は、
評判通り昭和の薫りがプンプンの店構え。
それだけでワクワクする
13時過ぎだからか、店内には女性3人グループのみ。
でも、カウンターの奥に掛けられたウォールポケットには、
コーヒーチケットがぎっしり。
お得意さんに支えられているお店だと分かる。
それを仕切るのは70代と思しき女性店主。
大きめの音量で流される演歌に時折、鼻歌をかぶせる。
「ミートソースを」と注文すると、
「え? あぁ、ミートね」と訂正された(笑)
紙ナプキンに包まれたフォーク!
そして、タバスコと粉チーズがセットされ、待つことしばし。
鉄板プレートに盛られたスパゲッティが届く。
イタリアンとかパスタとかじゃなく、
日本独自のスパゲッティ。
濃厚でパンチの効いたソースの上にパセリとバター。
それを熱せられた鉄板の上で混ぜ合わせると、
じゅうじゅうっと音が上がり、香りが立つ。
あぁ。幸せ!(笑)
食後のコーヒーを頼んだ頃、女性グループがお店を出た。
と、女性店主が待ち構えていたように話し掛けて来て、
約1時間の世間話。
おかげで待ち合わせまでのヒマ潰しができた。
ごちそうさまでした。
また来ます。