札幌の病院からホテルへと戻る途中、寄り道したカフェのこと。
めまいに襲われてフラつき、なんてことはなくて。
少し遠回りになるけど、
せっかくなので以前から気になっていたカフェへ。
外光を上手に取り入れた店内は、明る過ぎず落ち着いた雰囲気。
昼はとうに過ぎ。でも、午後のお茶には早く。
そんな微妙な時間だからか、客入りは3割ほど。
音楽と喧騒が心地良く混ざり合い、時間はどこかに姿を隠す。
ドッシリとした苦味とコクのコーヒーを飲んだからか、
甘いものが食べたくなり、
恥ずかしげもなくコーヒーゼリーのあんみつを頂いた。
酸味の効いたベリーのゼリーと苦味のコーヒーゼリーが、
アイスと小豆の甘さと軽やかに混ざり合う。
あぁ、うまい!
少し離れた席に座る中年女性2人に笑われても、
ちっとも気にならない。
オヤヂだってたまには甘いものが食べたくなるのだ。
頭痛も忘れて一気に完食。
ホテルへの足取りが軽かったのは言うまでもない。
ごちそうさまでした。