会社で仕事を納めてから隣町へと走った。
今夜は、仕事ではもちろん、
個人的にも深く繋がっているお2人との忘年会だ。
「マジで30日?」
2週間前に連絡するとISMさんは驚いて言った。
「ホントにやるの?」
「ええ。MTIさんが福島から戻られるので、ぜひに、と」
「マジか・・・」
そう言って少し間が空いたので、畳み掛けた。
「ホテルも店も空いてるのは確認しましたけど、
大晦日イブなので無理なさらず。
ボクら2人でもやりますから」
「・・・。行くよ。行きます」
口調からさほど嫌がっていないのが分かる。
お互い、今年もいろんな事があったからね。
「お前ら2人だと悪口言われるから」
一番先に店に着いていたISMさんの乾杯で始まった忘年会は、
案の定、とても楽しく。
気がつけば日付をまたいだ町でラーメンをすすっていた。
今年もありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。