予感はあったが、
それが現実となった今、かなり寂しい。
9月29日には12年ぶりとなるシーズン負け越しが決定。
さらに、現在65勝71敗5分けで4位。
自力でのクライマックス・シリーズ進出が消滅。
2年連続Bクラスとなれば球団史上2度目。
責任を問われるのが必然の雰囲気の中、
9月12日に山口オーナーは高橋監督の若手育成の手腕を評価。
続投を要請する考えを示していたが、
ここに来て自ら監督を辞することを決めたようだ。
監督としての戦績はどうあれ、
現役時代の彼が好きだった。
タイトルには恵まれなかったが、
好守巧打が当時の球界にあっても光っていた。
そして、彼の一本足打法はとても美しかったし、
フェンス激突を恐れぬ勇敢な守備には何度も心が震えた。
彼が監督として育成した若手メンバーでセ・リーグを制し、
日本シリーズでファイターズと・・・。
その夢がいつか叶うことを願っている。