アジア杯を闘う森保JAPANに、
不安と期待が入り混じった声が挙がっている。
グループリーグ全勝で予選を首位突破。
3試合で起用した選手は招集した23人中22名。
特に3戦目は先発を10人入れ替えて、
グループリーグでは最強と目されたウズベキスタンに勝利。
本来なら大いに評価されるべき結果だが、
決勝トーナメントに向けて不安視する声は少なくない。
その主なポイントは選手起用に集中しているように思う。
・1、2戦目での選手交代のタイミング。そして、その枠を残した。
・3戦で22人起用はひとまず評価するが、
それを決勝トーナメントでいかに活用するのか。
おおむねこの2点。
局面を打開するベンチワーク、
つまり、監督の手腕を見たかったとの想いか。
それに関しては、
Football ZONEでの大木勇さんの原稿が最も納得できた。
https://www.football-zone.net/archives/163605/1
対して、杉山茂樹さんの原稿は、
相変わらず「日本はフットボールの監督に甘い」論、バリバリ(笑)
https://news.yahoo.co.jp/byline/sugiyamashigeki/20190120-00111764/
大いに誤解を受けておられるが、
杉山さんはフットボールの監督に対して、
確固たる「あるべき像」をお持ちで。
(興味があれば↓を検索しご一読下さい。
「サッカー日本代表監督が、批判されなければならない理由」
なかなかの銘文です)
それはそれで理解できるのだが、
今回の森保采配についてはダメ出し前提感が強く・・・。
大事な局面で答えを出したのは事実なので、
もう少しポジティブに評価しないと、
タイトルに含まれる「皮肉」の意味が変わってしまわないか?
ただ、決勝トーナメントでのターンオーバーはリスキーだし、
チームを成熟させる上でも、
安易なメンバー固着は避けるべきとの意見には賛成!
3戦トータルでの分析で最も良かったのは、
Footballistaの林舞輝さんの原稿。
https://www.footballista.jp/column/57779
主力だの控えだの、
選手交代のタイミングだのフォーメーションだのではなく、
とてもシンプルに問題点と課題を示し、
さらには収穫も示しているのが良い。
なんにしても、サウジ戦が楽しみ!