マニュアルは必要。
コンプライアンスも必要。
でも、個人の判断はかなり重要。
今年度から道内同業者の勉強会の会計を仰せつかったので、
口座代表者の名義変更のためにおじゃました。
その窓口でちとイラだった。
「この手続きには合意書が必要になりますね」
地元金融機関の窓口で担当してくれた女性は言った。
「会計代表に指名された会則と身分証明書も提示しました。
さらに通帳も口座印も持っててなお、前任者の同意書?」
「ええ。すみません」
「分かりました。
でも、同意書は今すぐ用意できないし、
こんなことで何度も足を運べないので解約させて下さい」
「え、え? 解約ですか」
「はい。この書類があれば他の金融機関で口座が作れますから。
段取り悪くてすみません。お世話になりました」
上司という方が出てこられたが、
時間が無いのでお話は聞かず、すぐに手続きをしてもらった。
個人や法人を問わず巨額の資金をプール、運用しているならともかく、
任意の勉強会で入金は毎年ほぼ同じ会員企業からの会費で、
それも年間50万円にも満たない。
それなのに律儀に名義変更の手続き。そこに不正ってありますかね?(笑)
ま、それがお仕事ですし規則ですから、仕方ありませんよね。