Spiral-World

めくるめく世界での個人的な日記

湖の秘め事

近づいたと思ったら、離れていた。

日常生活ではもちろん、

古代の謎についてはよくあるケース。

それにしたって、この湖は秘めた謎はかなり不気味。

https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/19/082200483/

ループクンド湖はインドのヒマラヤ山脈山中、

標高5,029メートルにある氷河湖だ。

地元では古くから「神秘と骨の湖」として知られ、

何百もの人骨が見つかっている。

水深は約2メートルとかなり浅く、

雪が溶けると湖底に白骨化した人の遺体が見えることから、

最近は「スケルトン・レイク」と呼ばれている。

19世紀末にも報告があったが、

1942年に再発見されてからは幾度となく調査が繰り返され、

その度に新しい発見があり、それによって新たな謎が生まれてきた。

それらの詳細は記事に任せるが、

今回の再調査で分析された38体の骨は、

最古と最新の物は1,000年以上も離れていることが判明。

この地域では12年に1度、

女神ナンダ・デヴィを崇拝する巡礼「ラージ・ジャート」が行われる。

それとの関係性が深いだろうというのが一般的だが、

なぜこんなにも多くの人骨がこの湖に眠っているのかは、

未だに謎に包まれている。

とても怖い。

だが、高く険しい山中にひっそりと佇む湖と、

そこに隠された物語になぜか惹かれるのだ。