Spiral-World

めくるめく世界での個人的な日記

鍼師との再会

昨夕、鍼を打ってもらった。

2月以来なので少し緊張していたが、

いつもお願いしている女性鍼灸師が、

とても「いつも通り」だったので安心した。

「期間が空いてますけど前回よりは状態が良いですよ」

彼女は触診をしながら言った。

「ただ、胃腸がお疲れ気味ですね」

飲み会が続いたのだ。仕方ない。

とは言え、確かに前回よりも痛みが少ない。

なので、いつもより雑談も増える。

医療機関である鍼灸院は、

緊急事態宣言後も休業の対象外だったが影響は甚大で。

「もともと私たちの仕事は清潔さが絶対条件ですし、

 COVIT-19はワクチンが無いので、

 免疫力を上げる鍼は良いと思うんですけどねぇ」

会話の端々に悔しさが滲む。

「普段よりは少しゆっくりできましたか?」

「そうです。ここぞとばかりに。

 って、私が心配されちゃってますね」

診察後に、北海道のお土産を渡すと、

彼女は目を丸くして喜んでくれた。

「たぶん、去年の今頃に初めて診てもらったので」

そう伝えると彼女はカルテを見直した。

「わ。ホントだ。ちょうど1年!

 すごい。よく覚えてますね」

いや。

なんとなくの記憶で、まさかちょうどとは(笑)