「それは、あえてと言うのでしょうか？」
久しぶりにアコースティックギターを手にし、
左手の指先が痛いとの話から、
好みの弦の太さやピックの硬さに話題が及んだ際のこと。
繊細な音を好むKZKは細めの弦に柔らかいピックを選び、
ストロークで押し切るボクは太い弦に硬いピックを好む。
「たとえストローク中心でも、
ボクならエクストラライトでも良いくらい」
「そういう人がまわりにたくさんいたので、
オレはあえて」
「オレだってやればできるけど、と？」
「ん？ オレにはできないから、あえて」
そこで、冒頭の言葉。
その使い方は違うでしょ？ とKZKは笑う。
そうかなぁ。
あえての使い方をあえて言わせて頂けるなら（笑）、
2つの意味があるのでは？
思い切ってとか意を決して、的な使い方と、
意図的にとかわざと、的なもの。
ボクは前者の意味で使った。
さて、あなたの「あえて」はどっち？
