せっぴ。
積もった雪が屋根からせり出している状態。
北海道へ移住するまで、その言葉を知らなかった。
「そろそろ落とした方が良くないっすか?」
弊社営業のTKDが屋根を眺めて言う。
「近いうちに業者さんが来てくれると思うけど」
躊躇するボクを無視して、道具を用意。
さっさと作業を始めてしまう。
「なんかあってからじゃ遅いですから」
ドサドサと落ちる雪は、
水分が抜けてやたらと重い。
毎年のようにニュースになるが、
作業に慣れた道民ですら事故になるほど、
思ったようには扱えない。
以前はボクとTKDが屋根に上がって作業していたが、
数年前から業者さんにお願いするようにした。
約30分かけて、
地上から長い棒を使って、
屋根から飛び出している部分だけを落とした。
この冬のはこれで乗り切れるかな。