夕方から来客があり、家が活気づく。 断ることもできたが、あえて。 『普段』を装うことで気が紛れるから。
火葬場の担当者からの連絡を受けて、君を迎えに行く。 白く脆い骨となっても、 亡くなった時の姿勢が、まだそこに感じ取れた。 渡された箸でできるだけ骨壷に入れる。 その途中で肋骨らしきものを選んで食べた。 帰り道。 車が揺れるたびに骨壷から音がする…
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