猫の動画で心が和んだ後に、
その反動からかマン島TTレースを観てしまった。
しっかりと整地されたサーキットのバイクレースでさえ、
その動画にはヒヤヒヤさせられるが、これは別格。
マン島は英国北西部、
グレートブリテン島とアイルランド島の間のアイリッシュ海にある、
イギリス王室属国。
日本で言うと淡路島くらいの大きさらしい。
そこで毎年5月最終週から6月第1週にかけて開催されいるのが、
バイクの「マン島TT レース」だ。
100年を超える歴史を持ち、
現在は唯一となる公道コースでのレースであると同時に、
「世界1危険で過酷」と言われながらも、
熱狂的なファンが毎年マン島に押し寄せることでも有名だ。
レース中、コースは完全閉鎖され一般車両が入ることはないが、
市街地の住宅街や交差点、
超高速ストレートや山間部の峠道が織り交ぜられ、
トップカテゴリーの最高速は320km、
平均速度でも200㎞に達するクレイジーさ。
コース全長は約60㎞でコーナーは約230カ所。
それをクラスによって4〜6ラップで競う。
ライダーにはWGPと違った種類の高い技量と心体的タフネスが求められ、
オートバイにとっても世界1過酷なロードレースのコースと言われている。
この映像は衝撃の連続で、
スリルを超えてホラーじみた恐怖さえ感じる。
その感覚が「バイク乗りだからこそ」なのか、
「バイク乗りでなくても」なのかは知りようもないが、
とにかくヤベェ。
画面を観ていると自覚しながらも、
思わずアクセルを緩めブレーキを握り、
そして、コーナーへ突入するシーンでは心がすくむ(笑)
でも、カッコいいんだよなぁ。