2019-04-24 仄仄と 部屋で安いワインを飲みながら、音楽を聴く。 久しぶりにエレキットのTU-870に電源を入れ、 GRAPEVINEの「雪解け」を小さな音で楽しむ。 暖房は切っているのに部屋が暑くなるのは、 小ぶりながらけっこうな放熱をする真空管のせい。 窓を開ける。 と、小雨が舞い上げるホコリの匂い。 「独りかい 怖がらないでいい あともう少し 冬が終わるまでは」 静かで、切なげな響き。 こういう曲には真空管アンプがよく合う。 あともう少し、飲もう。