2020-10-17 ゆっくりと YKOさんは終始明るかった。 懸案事項にはほぼ触れず、 これからいかに楽しむかを終始ずっと話していた。 その姿に自分を照らし合わせて、恥ずかしくなった。 YKOさんをタクシーに乗せてから、 1人で行きつけのバーに寄り一杯だけ飲んだ。 そして、部屋に戻ってもう一杯。 残り少なくなったエヴァ赤をグラスに注ぎ、 音楽を聴きながらいろいろ考える。 ずっと笑っていたが、 どこか切ない夜だった。