「どうしたものでしょうか?」
神奈川の事業所のトップであるCTSさんから、
朝早くにメッセージ。
利用者に感染者が出たが、
保健所に相談したところ濃厚接触者はゼロで、
通常通り営業して良いとのこと。
ただ、それを利用者全員に告知するかどうか、
判断を仰ぎたいとのことだった。
「お知らせしましょう」
「では、すぐに文章を作りますので、
チェックをお願いします」
以前、従業員が陽性となった時の告知に、
ボクはお詫びの言葉は入れず、
これまですべての従業員が実践してきた取り組みと、
これからの対策について具体的に書かせて頂いた。
それを利用者のみなさんがどう捉えたのかは、
ボクは知りようもない。
ただ、批判は出なかった。
「今回もお詫び的な文言は抜きで」
「もちろん。承知しております」
CTSさんが笑ってくれたので、ホッとした。