Spiral-World

めくるめく世界での個人的な日記

やるせない

Youtubeでよくお世話になっている、

映画紹介チャンネル『トレモロムービー』。

最近、「驚愕のラスト」との括りの動画の中で、

紹介されていた作品を観た。

鑑定士と顔のない依頼人

監督はジュゼッペ・トルナトーレ

ニュー・シネマ・パラダイス』や

海の上のピアニスト』などを手掛けている。

今作は2013年の公開。

トルナトーレ監督らしく、

登場人物やその仕事や町なども含め、

情緒豊かな映像表現が印象的。

それに物語の緻密さと大胆さが加わり、

どんどん惹き込まれていく。

超有能で超有名な美術品鑑定士でありながら、

常軌を逸した潔癖症であり、

自己中心的完璧主義者であり、偏屈な人嫌い。

そんな年老いた鑑定士と、

超美人でありながら引きこもりで、

謎多き女性資産家が・・・。

そんなお話。

いや、手抜きレビューぢゃぁないよ(笑)

ホントに、そんなお話。

つーか、これ以上書くと全貌が明らかになっちゃう。

「驚愕のラスト」との括りに、

トレモロさんがなぜこの作品を入れたのか?

その理由も含め、

ラストシーンの余韻にひたらせていただいた。

観ていない方は、ぜひ。