「大変申し訳ありません」
オペレーターの女性は、
ホントに申し訳無さそうに、
でも、卑屈さは1ミリも漂わせずにわびた。
ことの発端は数日前。
「ほらオレ、iQOSに変えたじゃん?
で、ポイント貯めててさ。
お友だち紹介でボーナスポイントもらえるんだよ。
だから、お願い!」
地元の知人から頼まれるがままに紹介を受け、
その流れで14日間の無料レンタルプログラムに登録。
だが、登録した身分証明書に記載された住所と、
受取るための住所が違うのはNGとのことで、
今朝、宅配業者の担当者から電話が入っていた。
で、iQOSの問合せ先のオペレーターと、
冒頭のやり取りに至った。
「いえいえ。
クレームではなく確認だったので、
ぜんぜん構いません」
受取れなかった荷物は、そのまま返送され、
それを確認した後に再度の発送になると言う。
なので、丁重にお断りした。
ただ、知人への紹介ポイントがどうなるか、
確認したところ、
ちゃんと付与されるとのことでひと安心。
「ありがとうございます。
その他になにかご質問はありませんか?」
「質問というか、意見的なものですけど。
このレンタルプログラムに登録する際に、
身分証明書に記載された住所と、
受取り時の住所が同一でなければならないとするなら、
もっとしっかりと明記した方が良いかと」
「貴重なご意見をありがとうございます。
今後の改善の参考とさせて頂きます」
オペレーターの女性は、
まさにボクが言う通りだというトーンの声で、
でも、絶対に改善なんかしねぇし!との雰囲気を醸し、
お礼を言って電話を切った。
なんだかねぇ・・・。