「お茶しよう」
TORさんからの電話。
「この前の件、なんとかなりそうだ」
一緒にボランティアをしていた頃の知人から、
冬のイベントのサポートを頼まれ。
ボクが所属している団体に打診するも、
反応がイマイチで。
それならばと、
他団体に所属し役員をされているTORさんにお願いし、
ボクの団体も動かざるを得ない状況にしてしまおうと(笑)
「こちらの会長はOKだとさ。
相変わらずオレをこき使うね」
口ほどにも嫌がってはおらず。
いや、むしろ、うれしそう。
「だって他に頼れる人いないから」
「で、お前のとこも支援するんだろうな?」
「いや。まだ分かんないッス」
「おい、ふざけんな。
ちゃんとしろよ、そこは」
いつも通りそんなふうにふざけ合う。
秋のうれしい午後だった。