「そろそろ試合させて下さいよぉ」
「そうは言ってもねぇ」
「お願いしますよぉ」
「うーん。キミ今何級のチャンピオンだっけ?」
「え? あ、いや、今はチャンピオンじゃないっス」
「えええぇ? そうなの? チャンピオンじゃないんだ?
そりゃなおさら厳しいなあ」
「・・・。『なおさら』ってどういう意味っスか?」
「だってさぁ、正直なところだよ、
今や3人兄弟の誰が誰かも分かんなくて、
さらにチャンピオンですらないって・・・。
そりゃ、もう、売れてない芸人以下だよ?」
「・・・」
「ま、大きなニュースにでもなれば別だけどさぁ」
「ホントっスか? ニュースになれば良いんっスね?」
「ま、すべてはそれから考える感じだね」
ってのは、ボクの想像。
誰かとこんなやり取りがあってのこの騒動かと。
http://news.livedoor.com/article/detail/15172916/
16日のIBF世界Sバンタム級タイトルマッチ後のリング上で、
岩佐を破って新王者となったドヘニーに、
だが、新王者が「出て行け」突き飛ばし、
気色ばんだ和毅と一触即発の状態となった。
「井上に同じことできる?」
「自分より弱そうな相手を見つける嗅覚だけは褒める」
「中山がいなくなったらこれか?」
「この人ってプロレスラーでしたよね?」
案の定、ネット上では盛り上がった。
イロモノで売り出しのだから、
その色さえ失せてしまえば、誰も振り向かない。
もともとは才能に満ちていたはず。
無駄なことにチカラを使わず、
ボクシングで強くおなりなさい。