やった!
やってくれた!!
同時に世界ランキング1位となった。
第1セットは手に汗握る展開。
タイブレークを制して大坂が先取。
そのままの勢いでと思った第2セットも波乱万丈。
最初にブレークを許すも取り返しチャンピオンシップポイント!
しかし、そこからクビトワの逆襲が始まり、
流れを断ち切ろうとビデオ判定要求するも、ことごとく失敗。
なんと4ゲーム連続で奪われ第2セットを失う。
互いに1セットを取りながらも、大坂が追い詰められての最終セット。
第2セットで逆転を許すと涙さえ浮かべていたので、
かなりハラハラしていたが、第3セットでは一転。
ポイントの取り方、取られ方が良かろうが悪かろうが感情を抑え、
次のポイントへの集中力を高めているのが分かった。
そして、第3セットの3ゲーム目でクビトワのサービスをブレーク。
その後も手に汗握る展開ながら淡々とポイントを積み上げ、
最後まで自分のサービスをキープして優勝を決めた。
彼女はボールがアウトするのを確認すると、
エンドライン際でしゃがみ込んでしばらく動かなかった。
その姿を見て泣いた。
彼女が日本人かアメリカ人かの議論はどうでもいい。
1人のアスリートが成長し、栄冠を手にした姿に心が震えた。
グランドスラムという大舞台の、しかも決勝で、
勢い任せの圧勝ではなく、
デッドヒートを制しての優勝だから、なおのこと。
昨年の全米決勝でセリーナを破った時より、
価値のある一勝であり、
今後の彼女のテニスを大きくを変えるとさえ思う。
彼女の今後の躍動に期待せずいられない。
そう言いながら、今夜はこの余韻に浸らせて頂く。
おめでとうございます。
ありがとうございました。