彼の表情から充実した仕上がりであることが分かる。
18日にワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)の、
鍛え上げた身体と自信に溢れた目を見せてくれた。
17戦全勝で15KOの井上尚弥は26歳。
心身共にノッている。
対するはIBF王者のエマヌエル・ロドリゲス。
井上と同じ26歳で19戦全勝で12KOの猛者。
戦前オッズでは「井上が有利」だが、
当然ながら両選手ともそんなことは気にしておらず。
「常に最強の男と戦いたいと思っていた。
すべてを駆使して戦い、勝利のみを手にする。
5月18日、俺は世界チャンピオンであり続ける」
ロドリゲスがそう言えば、井上も自信をのぞかせる。
「やれることは全てやった!! 完璧な仕上がりでビビる…」
まったく根拠はないが、
ボクは5Rまでに井上がKOするだろうと予想している。
決戦は間近。
そして、その先には軽量級史上屈指のレジェンド、
WBAスーパー世界王者のノニト・ドネアが待っている。
楽しみだ。
楽しみ過ぎる!