Spiral-World

めくるめく世界での個人的な日記

窓という装置

ずいぶんと昔のことを思い出して苦笑いし、

早い夕方から飲んだからか寝てしまい。

 

ヘンテコな夢を観た気がして醒めると、

日付をまたぐ直前。

 

ウイスキーを片手に窓を開け放ち、

部屋の空気を入れ替える。

 

室温の急激な低下に反応して暖房が動き出す。

 

部屋から見える町はいつもと変わらず静かで、

ボクの心臓の音だけが大きく響いていた。