山崎まさよしのライブでの振る舞いが、
かなりクセ強だったらしく。
疑問と批判が渦巻いているという。
21日の水戸でのライブ終了後、
「歌わずにMCばかりだった」
「途中退席する客が続出していた」など、
SNSへの投稿が相次いだ。
それを受けて23日、
運営側がチケット払い戻しをする事態となった。
デビュー当時から知っているし、
アルバムは何枚か持ってはいるが、
彼のライブを観たことがない。
なので、曲とMCのバランスとか雰囲気は分からないが、
観客から「歌って」との声が上がり
退席するお客さんがいたというのは、
その日のステージが極めてよろしくなかったからだろう。
ボクはこれまでに死にほど退屈なライブや講演を、
イヤと言うほど見聞きしてきたが、
ヤジったことは一度もない（笑）。
さらに、事態を悪化させたのが、
そうした観客の声に対する山崎の返答。
「歌いたくない気持ちも分かってよ」
「歌聞きたいならCD買って」
ライブに来てくれたお客様に対して、
その答えは致命的だ。
「One more time，One more chance」
「セロリ」
「僕はここにいる」
「僕と不良と校庭で」
Mr.ChildrenやSpitzJUDY AND MARYやドリカムなど、
超がつく大物バンドに加え、
ミリオンヒットを飛ばしていた頃。
そんな時代にアコギメインで勝負を仕掛けるかのような、
山崎まさよしの出現は事件に近い衝撃だった。
以前からこうした問題を抱えていたならまだしも、
少なくてもボクは彼に関して、
悪い評判を耳にしたことがない。
デビューからもうすぐ30年。
こうしたトラブルが一度や二度はあっても、
不思議じゃないとしても、
さらに円熟味を増したスゴみのある曲を聴かせてほしい。
