クリスマスに特別な想いがあるわけじゃなく。
いや、むしろ、あの独特な浮かれた雰囲気を、
10代後半の頃からは鬱陶しいとさえ思っていた。
だって、15歳の頃から12月中旬〜1月中旬までの期間、
バイトしてる記憶しかないからなぁ。
モップや洗剤や電球など、
大掃除がらみの商品をスーパーの即売場で売った。
で、23日からはクリスマスケーキ。
30日は年越しそば。
31日からは甘栗や正月飾りなど。
よくそれだけいろんなものを売ったなぁと思うくらい、
当時は季節商品の威力がすごかった。
スーパーや駅構内やデパート前などで、
ジングル・ベルとかきよしこの夜とかに混じって、
ジョン・レノンの「Happy Xmas(War Is Over)」
ユーミンの「恋人はサンタクロース」
達郎の「クリスマス・イブ」
バンドエイドの「Do They Know It's Christmas」
などが流れてくると、
少しだけ救われた気持ちになったのを思い出す。
そうした名曲に混じって、
ボクにとって忘れがたいクリスマスの名曲が、
「KANのChristmas Song」だ。
スタレビの根本さんや秦くんがカヴァーしたという。
ウイスキーを飲みながら、
いろんなことを思い出し、
KANを想った。