今年の冬の北海道は雪が少ないという。
言われてみれば、
ガレージの屋根の雪は例年より明らかに少ない。
だが、実感としては、さほど少なく感じないのは、
きっと降り方によるのだと思う。
短時間にたくさん降る「ドカ雪」が多ければ、
全体量以上に降ったと感じるように思う。
と言うのも、
ドカ雪だとクルマの運転も怖いし、
雪かきなどの作業もハードになるし、
町中は除雪が追いつかず、
あっという間に雪山だらけになる。
今年はそういう降り方が多かった。
「こんな冬、何年ぶりかなぁ」
先日お会いした農家さんが、
雪の少なさを気味悪がっていた。
仕事に直結している方たちにとっては、
降り過ぎも降らなさ過ぎも困るという。
安易に気候変動と騒ぎ立てるのは好きじゃないけど、
ボクが移住してからの20年でも、
北海道の夏は暑くなったと思うし、
冬は冷え込む日が減ったように思う。
雪まみれはうんざりするけど、
北海道らしさが失われるのはヤダなぁ。