Spiral-World

めくるめく世界での個人的な日記

コストとパフォーマンス

このデータを見るたびに、

プロスポーツの違った楽しみに触れた気になる。

https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2018/05/15/kiji/20180515s00001173137000c.html

日本プロ野球選手会は15日、

選手会に加入している支配下選手735人の、

今季の年俸調査結果を発表した。

球団別の平均年俸では、

ソフトバンクホークスが7,826万円で3年連続1位。

最下位は日本ハムファイターズで2,381万円で、

前年5位の3,488万円から大幅ダウンした。

ホークスの平均はファイターズの3.3倍で、

5,445万円差は調査開始以来最高。

ファイターズは高額年俸だった大谷翔平をはじめ、

増井、谷元、大野奨太らが移籍。

田中賢介中田翔らが大幅減俸となったことも大きい。

全球団の平均年俸は3,955万円。

7年ぶりに調査開始後の最高を更新した。

コストとパフォーマンス。

選手たちには失礼かもしれないが、

言い換えれば、投網とその中身。

どれだけお金をかけて良いモノを準備し投げようとも、

その網に魚がかからなければ意味は無い。

加えて船長やスタッフのスキル、

漁場やその日の天候や他の漁船との駆け引きもあり、

1つのやり方で常に「大漁」を狙うのは難しい。

ちなみに、この10年でのホークスとファイターズを比較すると、

ホークスはリーグ優勝5回(2010,11,14,15,17)で、

日本1は4回(2011,14,15,17)。

ファイターズはリーグ優勝3回(2009,12,16)で日本1は1回(2016)。

リーグ優勝を逃した年の両チームを見ると、

ホークスはAクラスが3回で、4位と最下位が1回ずつ。

ファイターズはAクラスが4回で、4位、5位、最下位が各1回。

最高年俸と最低年俸の両チームを合わせると、

ここ10年で8回もパ・リーグを制し、

そのうち5回はどちらかが日本1になっているのがおもしろい。

ソフトバンクはリーグ優勝が日本1にほぼ直結し、

しかも連覇できる力がある。

対するファイターズは3〜4年スパンでリーグ優勝し、

日本1は10年に1度のペース。

この調査に外国人選手は含まれていない。

さて、みなさんはこの数字をどう捉えますか?