朝イチで隣町へ行くも、ワケあって時間潰し。
なので、以前から気になっていた喫茶店へ。
朝早くから営業し、駐車場もあり喫煙可能と、
この上なくありがたいお店。
開店とほぼ同時に入店。
レトロな外観に「むかしながらの」と書かれた看板の通り、
懐かしい雰囲気の店内。
だが、まだ、誰もいない。
ちょっぴり不安になるも、他に選択肢もなく。
覚悟を決めて運ばれたコーヒーに口をつけると、
味が分からないどころか、ヤケどしそうなほど熱い。
やれやれ、困ったなぁ・・・。
少し時間をおいてから飲もうと思っていると、
二人組がお店に入って来たのをきっかけに、
その後もぞろぞろとお客さんがやって来て、ほぼ満席。
そして、多くの人が「モーニングセット」を注文する。
気になってメニューを見ると、
500〜600円でトーストやミートソースのセットが並ぶ。
で、それらを注文したお客さんたちの多くは、
食べ終わってからコーヒーを飲んでいる。
厚手のカップをしっかり温め、
そこに熱々のコーヒーを注ぐのは配慮なんだな。
「喫茶店でモーニング」の文化がないと言われる北海道。
しかも、繁華街からかなり外れているがこの賑わい。
オープンから50年に迫ろうかという喫茶店の魅力が、
少し分かったような気がした。
今度はモーニングを食べようと思う。
ごちそうさまでした。