いやぁ、うまかった。
すすきのの外れの小さな寿司屋。
その評判は耳にしながら、
なかなか行かずにいたのは機会と怖さがあったから。
予定していた会議が関係者の不幸で延期となり、
図らずも空き時間ができたのでフラリと。
狭い店と聞いていたので、
もし混んでいればそのまま他の店へ。
そう思っていたが席が空いており(笑)
ええい、ままよ! と飛び込んだ。
お、サッポロの赤星あるんだ!
しかも、冷え冷えの小型ジョッキに店主が丁寧に注いでくれた。
で、目の前で丁寧に盛り付けられたお通しでやられた。
いやぁ、うまい。
それからは、あれもこれもと肴を頼んで、
先客がひけてからは音楽の話しで盛り上がった。
良いだけ食べて最後の最後に寿司を握ってもらった。
あぁ、うまい。
こんなにおいしく寿司を食べたのは、
すごく久しぶり。
店を出ると雨は上がっていた。
まだ混み合うすすきのの人混みをすり抜けホテルへ向かう。
その足取りがいつもよりかなり軽やかだった。