FAで丸を失ったカープが選んだのは長野だった。
先日の内海に続いての生え抜き主力の流出に、
マスコミや評論家やファンからは批判と疑問が噴出。
内海の時と同様に理解できるし反論しようとは思わない。
でも、その時に書いたように、
ベテランや中堅や他球団からの移籍組も載っていたはず。
長野はジャイアンツ入りを熱望し、
2度も他球団からのドラフト指名を拒否。
念願の入団を果たすと1年目から規定打席に到達し、
打率.288・19本塁打をマークして新人王を獲得。
その後、若干の浮き沈みはあったが、
走攻守を兼ね揃えた好選手として活躍し、
内海同様にジャイアンツの顔となった。
「実績だけでは生き残れない」
それは今のジャイアンツそのものであり、
残った選手にも、FAなどで獲得した選手にも該当する。
それが原辰徳さんからのメッセージではないか?
そう思えてならない。