先日、たまたまニュースを眺めていたら、
大相撲で関取が横綱から金星を挙げたとアナウンサーが笑顔で言った。
で、その取組のビデオを見て疑問を感じた。
結びの一番で起きた波乱に乱れ飛ぶ座布団。
昔からよく見る光景だが、なんで座布団を投げるんだろう?
調べたらすんなり出てきた。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E5%BA%A7%E5%B8%83%E5%9B%A3%E3%81%AE%E8%88%9E
https://matome.naver.jp/m/odai/2138977156502577201
由来については諸説あるが、
江戸時代に行われていた「羽織投げ」が発端らしい。
活躍した力士やひいきの力士が花道を引き上げる際に、
客が自分の家紋や屋号が染め抜かれた羽織を投込むみ、
力士はそれを頼り持ち主に羽織を返しにいく。
で、その際にご祝儀などを受け取ったのと言う。
明治時代には羽織だけでなく帽子などを投げた込むようになり、
「投げ花」と名を形を変えたと言われている。
明治42年に初代両国国技館が完成すると投げ花は禁止されたが、
「羽織投げ」「投げ花」は座布団投げと懸賞金として残ったらしい。
歴史や意味合いは分かった。
でも、ボクがもう一つ知りたかったのは、
あの座布団がどのくらい飛ぶのかについて。
それはどこにも書かれていない。
あの座布団、約1kgあるらしい。
投げた経験が無いのだが、
TVで見る限りかなりの距離を飛んでるし、
かなりの高さから落ちてるよね?
それだけにぶつかればケガをすることもあり、
相撲協会てば座布団投げを禁止し対応策を講じている。
現在、九州場所では4つが独立していたマス席の座布団を、
縦55cm、横125cmの長方形の2人用に変更。
これによって九州場所では座布団の舞はなりを潜め、
全場所での導入も検討されているという。
風情と安全性の優先順位はさておき、
あれだけ見事に飛ぶからには、
きっと座布団投げを得意とされている方がいるはず。
コツや最長遠投距離など、
ご存知の方はぜひ、こっそりとお知らせ下さい!(笑)