スキー教室を終えた甥っ子と蕎麦を食べ、
その後、近所の温泉へ。
ボクがサウナへ入ると聞くと興味を示したので、
無理をしないと約束をして一緒に。
冷水で濡らしたタオルで頭と鼻と口を覆い、
一番室温が低い場所に座る。
「サウナってどこもこんなに熱いの?」
「だいたいこんな感じかなぁ」
「TVがあればいいのに」
「ここはないけど、付いている所もあるよ」
そんな他愛もない話をしながら5分。
サウナを出て汗を流してから水風呂へ。
「冷たいから足だけに」と言ったが、
震えながら「大丈夫」と付き合う。
ほど良く冷えたところで小さな露天風呂へ。
雪がやんで晴れ間から遠く山が見える。
「あそこもスキーができるの?」
「あの山にはスキー場は無いけど、
凄くうまい人たちは滑っているらしいよ」
「ふーん」
「たくさん練習すればあの山でも滑れるようになるよ」
「あそこにも温泉がある?」
「うん」
「サウナも?」
「持って大きなのがあるよ」
「TVは?」
「残念。無いです」
「なんだ。無いのかぁ」
少し眠そうな目で笑う。
帰ったら爆睡するんだろうな(笑)