栗山英樹さんが、
日本代表の監督に就任すると発表された。
2023年3月に開催予定のWBCでのV奪還を目標に掲げ、
来年3月の強化試合が初陣になるという。
豊富な代表経験がある元スワローズの宮本慎也氏ら、
そうそうたる名前がリストアップされた。
だが、2023年のWBCまでには、
強化試合が6試合程しか組めないことから、
NPB監督経験者で短期決戦の経験も持つ栗山さんで、
最終的に一本化されたようだ。
「このタイミングで栗山さんか?」
ご本人も「頭が真っ白になった」ほど驚いたと言うが、
それはボクも同様。
栗山さんはファイターズで10年にわたって監督を務め、
2度のリーグ優勝を果たし、2016年には日本一に。
クライマックスシリーズには5回出場しており、
確かに上記の条件を満たしている。
ただ、そうした戦績よりも、
むしろ限られた戦力で結果を残したことが、
評価されたのではないかと思ったり・・・(笑)
ファイターズからメジャーへと送り出した、
大谷翔平選手の招集について質問されると、
栗山監督らしい回答をした。
「大谷選手だけでなく、アメリカでプレーしている選手、
もしかしたら、NPBでのプレー経験がなくても、
いい選手がいると信じて、
すべての要素から勝てる選手を選んでいくだけ。
本当に必要であれば、
どこに誰がいようと、お願いしにいく」
選手選考やコーチ陣の人選などのチーム作りを考えると、
WBCまでの2年はけして長くないが、
どんな代表チームで、どんな野球をするのか、
とても楽しみにしている。